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ラーメンの日

今日、家を出なきゃいけない15分程前に、今ラーメンを作ったら、食べられるのかな?

と思い立ち、ラーメンを作ってみた。

間に合うかもしれん、間に合ったら、どうしよう。と思いながらテキパキラーメンを作ったけれど、最後に卵を入れて、

器に盛り付けて、完璧だ。思ったところで、家を出ないといけない時間になった。

いやいや、信じられない。目の前に、今食べればものすごく美味しいはずのラーメンがあるのに、もう靴を履かないといけない時間だなんて。結局、目の前のラーメン食べられなかった。漫画でよくある、パンを食べながら急いでいる女子高生のあのシチュエーションを、30代の女が器片手にラーメンでやっていたら、それはそれは恐ろしいだろうな。と想像したら、朝から面白かった。

道を歩きながら、私って、誰のためにラーメン作ったんだろう。今家には誰もいないのに、ほっかほかのラーメンがあるんです。と思った。

道を歩きながら、今、あれはラーメンだけど、家に帰る頃には、きっとラーメンじゃなくなってる。きっと、焼きそばみたいになってる。でも、焼いてないから、焼そばでもないわ。と思った。

そこから、ふやけたラーメンのネーミングを考える羽目になり、今、器の中ってどういう状態なんだろうと考える羽目になり、

一日中ラーメンのことを考える羽目になった。

15分前にチャレンジしなければ、今日の頭は、こんなことにはならなかったのにな、と思う。

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。