最近、製品についてよく考える。
たまに「いいものが欲しい。」という言葉を聞く。
「〇〇が欲しい」と言わずに「いいもの」と呼んでいる時点で、自分が何を探しているかわかっていないように思える。
何かを探しているのに、何を探しているかわからない状況で人は買い物に行く。
「あの人はいいものを知っている感じの人」という言葉を聞いたことがあり、これがずっと引っかかっている。
これは、「その人はどんな感じの人でしたか?」と人に尋ねた時に返ってきた言葉で、
「いいもの」はおそらくその人に合った何かを指しているけれど、全く何のことかわからない。
例えば、髪がサラサラで肌もツヤがあったから、着ているお洋服もきっといい製品だ。と思い込んでいるだけ。ということがあるのかもしれない。
その「製品」を「いいもの」に置き換えたのだろうか。じゃあこんなに溢れている「いいもの」が欲しい人は一体何を探しているのか。そして人は割と近場で簡単に「いいもの」を見つけようとする。
自分に合った「いいもの」は、そんなに簡単に見つかるのだろうか。見つからないから「いいもの」が欲しいと口に出して探し回ってしまうのだろうか。
また「考えすぎ」と言われるから誰にも言わない。書いたけど。
ここまで読んでいただきありがとうございます。