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十六日目

十六日目まできて、八月の開店日は十七日間だったことに気づいた。

「十七日間」は良いサウンドの数字だと思う。明日閉店でよかったね。

今日は、本屋さんの敷地内、催事スペースで開催中の「レコード&古本市」の店番だった。

ラムズゲート店舗の店番は、お願いしてきた。雑貨屋本屋化現象は確実に人を巻き込んでいるけれど、この活動に人を巻き込むことは不思議と嬉しい。巻き込まれた人々には「あの人よく分からんけど、巻き込まれたな。」と思ってくれていたら尚嬉しい。

レコード&古本市の店番中、書店で本を買って読みながら店番をしていた。昔からどこにいても雰囲気が同じような場所に身を置いている気がした。

読んでる場合じゃないかもしれないが、本を読みながらレジ当番をしていたら、女性がガンズアンドローゼスが好きだ。とレジでガンズを語っていった。

妙に話せてしまう。この感覚は蚤の市で働いた後、ロックの音楽雑貨店で働いた時とほぼ同じだと、少し昔のことを思い出した。

どこでも大体同じだな。それならもう、どこにも行けなくても良いですね。しかももう結構楽しいですね。しかし一旦閉店するからには、時間ができるので、もっと楽しいことがある気がしますね。

これ以上楽しくなるなんて、ちょっと怖い。

 

十六日目、お疲れ様です。

ここまで読んでいただきありがとうございます。